薬剤師すずの書斎

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ドラッグストアにおける軽減税率について~※より軽が好きかも~

10月から始まった、消費税10%、軽減税率対象商品は8%に据え置き。みなさんは増税を実感していますか?どんな時に実感しますか?

私はそこまで身近には感じていないけれども、レシートをみるとやっぱり10%になったんだなと思いますね。

大抵のお店のレシートは、「軽減税率適用商品です」と商品名の横に※で印がついています。なかには※ではなく「軽」と印がついているお店のレシートがありました。私は「軽」がわかりやすくて結構気に入ってます。

ドラッグストアは軽減税率のカオス!?

そもそも、軽減税率の対象商品は簡単に言うと「酒類を除く飲食料品」。

特にドラッグストアは8%と10%が混在しています。簡単に分けるとこんな感じ。

 

  消費税   8%        10%
      健康食品      オムツ
      エナジードリンク   絆創膏
      清涼飲料水     風邪薬
               栄養ドリンク

 

健康食品とは、サプリメントや特定健康用食品、栄養機能食品などで、「食品」とついているからわかりやすいかも?エナジードリンクはジュースと同じように考えられ、清涼飲料水に含まれるため「飲料」。栄養ドリンクは医薬部外品なので「酒類を除く飲食料品」には含まれず、10%になっています。

このようにドラッグストアの商品は、8%と10%が混在していて素人目ではわかりずらいのですね。品物を購入した後にレシートを見て初めて内訳を知る人も多いはず。

医薬品と医薬部外品の違いとは?

ここで、医薬品と医薬部外品の違いを簡単に説明すると、

医薬部外品・・・防止・衛生が目的で、厚生労働省が許可した有効な成分が一定の濃度で配合されているもの(ユンケル・リポDとか)

医薬品・・・病気の治療が目的であり、厚生労働省より配合されている有効成分の成果が認められたもの(要は薬)

例え、食べ物であっても飲み物であっても、これらは8%対象にはならないのです。

なぜ増税を実感していないのか。。。

おそらく大きなお買い物をしていないからでしょう。

大きなお買い物をすると、その分の消費税も大きく感じてしまって、2%分損してしまった気になってしまいますよね。

あとは、お店の割引券やポイントを使うことを以前より意識しているかもしれません。

10%割引券があると、実際は以前より高く値段がついていたとしても、消費税分が引かれると思うと、増税したという意識が薄くなってしまいます。

そして、今月から使える「プレミアム商品券」があるお陰で、少しお得感を感じさせてもらってます。

また、商品の値段が、今月いっぱいとか期間限定で据え置きになっているものもあり、助かっています。

ですが、収入が増えていないので、そのうちじりじりと実感する時がくるのでしょうね。。。

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軽減税率対象商品を左は「※」で、右は「軽」で印をつけているレシートです。

ちなみに「※」の方はドラッグストアで「軽」はスーパーマーケットのものです。

この時の商品券、地域券というのが、プレミアム商品券で払ったよ~という意味です。