入院2日目の未明、頭痛で起きた。
頭の血管がびくびくする。。。
頭痛が強くて痛み止めのカロナール500mgをもらってのんだ。
なかなか痛みが治らなくて、時間をあけてもう一回痛み止めをのんだら、今度はやっと4時から6時位まで少し眠れて休む事ができた。
原因は結局よくわからない。
泣きすぎたか?
赤血球少ないから貧血によるものか?
それとも慣れないベッドで肩が凝ったのかな?
なんだかんだメンタルからきている?
未だにそこは謎なんだよな。。。
その後、昼間に先生が筋肉の緊張を和らげるデパスを処方してくれた。
どれも特効薬とまではいかないけど、気持ち頭痛の痛みが楽になったかも。。。?
という程度の効果だった。
そしてメインの白血病の飲み薬も昨日の夕食後から開始されている。
入院してから開始になった薬の内容はというと、
ベサノイドカプセル・・・濃縮ビタミンA 私の白血病のタイプによく効くそうだ
レボフロキサシン・・・免疫が下がっているから感染予防の為の抗生剤
ボリコナゾール・・・免疫が下がっているから感染予防の為の抗真菌薬
ネキシウム・・・胃からの出血の予防に内服
ベサノイドカプセルという薬は朝昼夕食後の1日3回、2週間飲むのだ。この薬の量は、体重をもとに飲むべき量を計算して1日あたりのカプセルの量が決まる。(点滴の抗がん剤が始まると副作用の影響で体重が落ちてしまったので、途中から飲むカプセルの量は減った。)
見た目は、先生は鼻くそみたいと言っていたので、昔からある正露丸●を想像していたが、実際はちっさいラグビーボールみたいなものだった。
この薬の成分は上でも書いたように、ビタミンAを濃縮したものだ。その薬が血球の赤ちゃん細胞である「芽球」に良く効くというのだ!
ビタミンが!?白血病の薬!?
と、はじめは驚いたもんだ。
皮膚の生まれ変わりを正常化や促進する目的で、よく化粧品に入っているとは聞く。
それがもっと濃い濃度のビタミンAを飲むってことでしょ?そしたら。。。
お肌がきれいになる!?・:*+.\*1/.:+
いや、違った。。。
飲み始めて約2週間後に、まず皮膚が薄い唇の皮がむけ始めた。ヒリヒリして痛い。。。先生にプロペトを処方してもらい、常に塗ってないと痛かった。(この痛みは2週間で飲み終わって、皮膚が新しくできてくるまで続き、気づくといつもの唇に戻っていた!)
あとは鼻の中の皮が薄くなって、ヒリヒリ。
プロペトを塗ると幾分かはマシになる。
その次は、指先から皮がむけ、最後は手のひらの皮までぴろ~とむけた。
その次は足の裏。
手足はさほど痛みはないので、処方されたヒルドイドソフト軟膏を毎日塗るのをよく忘れるのだが、皮がむけたところの傷からの感染を予防するためにも、毎日塗ってくださいね~とよくいわれていた。
一通り皮がむけると、つるんとした肌が見えてきた。
あれ?かかとの固くなっていた皮膚がないぞ!
脱皮したみたいだ♪
まるで、もちもちの子供の足の裏のようだった。
娘ちゃんのあしもこんなんだったな~と思い出し、早く会って本物のもちもち肌を触りたくなってしまった。
病名や個人でそれぞれ症状や感じ方、副作用の有無などは変わってきます。ここに書かれていることは、私の体験談であり、ほんの1例です。同じ病気で不安になっている人や患者の気持ちが知りたい医療従事者や私の周りの人に状況を知ってほしいと思って書いているので参考程度に読んでくださいね。
*1: °ω°